2020年09月25日
持続化給付金の不正受給について
ここ2~3日で、持続化給付金の不正受給についてのニュースが大きく取り上げ
られています。手口を紹介することで、注意喚起をしているようにも感じますが
実際のところは、相当な件数の不正受給が発生しているのではないでしょうか。
主婦や学生をターゲットに「あなたも対象になるので、申請しないと損ですよ。」と
言葉巧みに持ち掛けて、給付金額の約半分を手数料として徴収する仕組みです。
給付金額が大きいため、半額になったとしても「もらえるならラッキー!」という
軽い感覚で話に乗ってしまい、後から「不正だったのではないか?」と気づき
返金するケースが増えているとのこと。
新型コロナ対策として、様々な施策があるため、混乱する部分もあるかもしれませんが
「知らなかった」では済まされない、立派な犯罪です。
第一、他人に免許証や通帳のコピーを渡してしまうことの重大さを理解して欲しいです。
今後、自分の知らないところで、他の犯罪に利用される可能性も十分にあると思います。
このような不正が増加すると、正しく申請を行っている方たちにも影響が及ぶのでは
ないかと心配です。持続化給付金は、本当に困っている方を救済しようと、スピードを
重視した制度なので、手続きは簡素化されています。
状況が少し落ち着いたところで、申請内容をしっかり調査して、不正受給に対しては
厳罰に取り締まって欲しいと願います。
【持続化給付金HP】
9/1以降の申請に関しては、申請入り口が変更されています。InternetExplorerは表示されない
項目がありますので、Google Chromeなどでアクセスするよう注意してください。↓