2017年07月21日
「第9回 経営者塾(第3講)」を開催しました
事業承継のために必要な経営力をともに学び、皆様方との結束をさらに 図ることを目的とした
「第9回経営者塾(第3講)」を開催いたしました。今回は「プロの話」として、弁護士の先生より
「職場におけるハラスメントについて」と題してご講義いただきました。
職場における主なハラスメントには
・セクシャルハラスメント
・パワーハラスメント
・妊娠・出産・育児休業・介護休業に関するハラスメント
などがあり、これらについて分かりやすく解説いただきました。
該当事例、判断基準、被害者の気持ち、事業者が取り組むべき対策などなど・・・。
身近でかつ重要な題材のため、とても勉強になりました。
個人的に特に心に残ったことを紹介します。
①『環境が人を作る』・・・些細なことでも、放置していると深刻なハラスメント被害を生む環境を
作り上げてしまう。「この人ならこれくらいのことは許される」というのは勘違いであることが多い。
ハラスメントに繋がる土壌を作り上げないことが大切である。
②『自分の恋人や家族などが同じことを言われていたとしたらどう思うのか』
・・・相手がどう感じるか想像する時には、これを基準に考えてみる。
事業主が積極的に加担していなくても、状況を放置しているだけで責任を問われるそうです。
被害者や加害者にならないようにすることはもちろん、事業者としての取り組みもしっかり
見直す必要があるということを教えていただきました。
経営者塾は、今後も継続して開催予定ですので、皆様ふるってご参加ください。
【次回開催予定:9/14(木)】


【研修概要】
- 実施日
- 2017/07/20(木) 18:00~20:00
- 実施場所
- 豊島区生活産業プラザ
- 受講者
- 5名
- 研修内容
- 「平成29年度 税制改正について」(資産税)
「職場におけるハラスメントについて」
(講師:城北法律事務所 弁護士 武田先生)
城北法律事務所 HP
http://jyohoku-law.com/
厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000137178.html - 受講者の声
- ・職場は「公的な場である」ということを認識し、日々の言動に注意していきたい。
・事業主としての方針を明確化することが大切であることを学んだ。